47歳からの不妊治療のブログ

34歳で卵管嚢腫手術を受けて、子供を産めなくなった私が、47歳という高齢で不妊治療に挑む日々の出来事を書いていきます。
同じく高齢出産を考えている方の、少しでも励みになれたら良いと思います。

2016年2月15日 不妊治療初診日

夫婦で話し合い、北九州市にある、セント〇〇〇産婦人科に来ました!

散々ネットで高齢の不妊治療を検索して、電話して断られて、最後の頼みの綱にこの病院での治療を受ける事にしたのです。

関東から約20時間かけて夜7時に到着!

近くのホテルに泊まり、朝7時に病院へ……

一番乗りで初診の予約表へ名前を書き、続いて院長先生指名と書き、診療時間の8:30までドキドキしながら待ちましたが、なかなか呼ばれない…( ̄▽ ̄;)

受付に聞きに行ったら、「院長先生の診察は10時からとなります。」

えー!マジかー(^◇^;)

そして更に待つ事1時間…

ようやく受診!

院長先生「まずは、エコーを見てみましょう!」

私「はい!」

院長先生「ん?卵あるね〜!両方とも」

院長先生「月経も順調にあるし、確率は低いけどやれる所までやってみよーか!」

私「はい!お願いします」


院長先生「じゃあ、色々と検査しよーね。」


そして私は卵管造影へ行き、夫は精子を取りに!別行動!


私は卵管が両方無いので、卵管造影は悶絶する位の激痛で涙が出てしまい、担当の医師が、もう止めておきますか?と聞いてきたが我慢してお願いしますと言って泣きながら耐えた(><)

終わってからも痛みは続き、フラフラとロビーに行ったら、居るはずの旦那がいない!

え?なんで?

しばらくしてから、旦那は違う椅子に座っていたのだと気付き隣に座るも、旦那の様子がおかしい…

疲れたのか?眠いのか?

少し険悪なムードがしたので私は気分転換に違う椅子に。

少しして名前が呼ばれたので、夫婦で待合室に待ってると…

旦那「俺が元気無かったのこれやねん!」

と1枚の紙を渡された!

すると、そこには予想外の文字…


精子の異常あり…


は?どういう事?

というのも、うちの旦那様はかなりの年下で、とても若いので、精子に異常があるなんて、予想だにしなかったのである。

そして精子の量が普通より少なかった。

元気を無くした夫をなぐさめ、再び院長先生と対面!


院長先生「見てもらうと分かると思うけど、これ普通の妊娠は出来ないよ?」

「だから顕微鏡受精しかないね!」

「後は奥さんの卵が元気になるだけだね!」


私「妊娠可能なんですか?」


院長先生「確率は低いけど、やる価値あるよ!」


この言葉は涙が出る程嬉しかった(TT)


そしてそのまま今ある卵子を排卵誘発する事に…


ん?上手く行ったらいつ妊娠なの?

よく聞いたら、順調に行ったら2月末に採卵、3月頭に移植、そしてそれが順調に行ったら2週間後に妊娠予定!


という事は、3月末には妊婦?

凄い!!


でも、なんて言ったって高齢!

1回で済まないよね~( ̄▽ ̄;)


注射の説明受けて、採血して、これから会計…


精子凍結2本したから、果たしていくらになるのか…

怖いわ〜(><)


こうして高齢ママの不妊治療は幕を開けたのである。


余談

仕事辞めないと、採卵・移植は難しい…

なんて言ったら良いのか…

こちらも怖いわ~(TT)

2016年1月 不妊治療の始まり

去年の夏に旦那と離婚しましたが、今年になりやり直す事になった私達、34歳で卵管嚢腫になり、自然妊娠出来ない身体になりましたが、47歳を迎えて夫婦そろって赤ちゃんを授かりたいと願い、不妊治療する事になりました。