採卵2日めの確認…
やってきました。採卵2日目。
ここでいつもキャンセルになっているので、確認の電話をかけるのにも手が震えてしまう…。
10時から掛け続ける事100回越え!(^◇^;)
緊張MAX!!
そして繋がってから数分後…
看護婦さんから……
「院長先生からお話がありますので来院出来ますか?」
またか……
トラウマになってしまった採卵2日目を超えられない現実……
落ち込みながら、「行けます。」と答え、看護婦さんから「では、14:30迄にご来院下さい。」
と言われました。
主人もまたか……と。
2人で落ち込みながら14:30にセント〇〇〇さんに行きました。
名前と診察券番号を書いて待っていると、暫くしてから内診室に入って下さい。と言われました。
毎回採卵後の子宮と卵巣の異常がないか、内診するので、落ち込んだまま院長先生を待つ。
院長先生が来て内診してもらうと、「うん。大丈夫だね。」と一言。
そして看護婦さんから、「この後院長先生からお話がありますので、こちらでお待ち下さい。」
と言われました。
気持ちは沈んだまま暫く待つと、院長先生は急なオペが入ったので培養土からの説明になりますがいいですか?と言われました。
そして通された部屋が、いつもキャンセルを言われてきた部屋で、夫婦揃って更に落ち込みました。
主人もさすがに落ち込みが酷かったせいか、「またこの、パターンかよ!」と独り言。
私はごめんね。としか言えませんでした…。
そしていよいよ運命の宣告の時。
培養土さんからの説明が始まりました。
「今回の卵子は無事に受精し、更には2日目の今日、受精卵は3分割まで来たので、運動率が高いうちに移植しましょう!」
???
今何と??
暫く思考回路が止まり……
私は「移植?移植って言うのは今日子宮に戻すと言うことですか!?」
と大きい声で言ってしまいました。
でも分割の理想は2日目で四分割。
私の受精卵は3分割。
大丈夫なんですか?と言うと…
看護婦さん「受精卵も多少のフラグメントは見受けられますがG2aですので、活発な運動率の時に移植と院長先生から言われてますので、このまま移植となりますが、よろしいですか?」
私「採卵2日目で3分割の受精卵を移植で大丈夫なんですか?」と同じ様な質問をなん度もしてしまいました。(動揺しすぎ)
看護婦さん「2日目でも大丈夫です。」
と同じ様な返事を頂き、続いて「今日の移植は、院長先生がオペ中なので、他の先生になっても良いですか?それとも院長先生が終わるまで待ちますか?」と言われ、「待ちます!院長先生でお願いします。」と答えました。
待合室で呼ばれるまで主人と話していると、主人は「移植ってホントに?」となん度も行ってきました。主人もパニクっていたのですね。
いつも超えられない採卵2日目の壁を超えられて、私達夫婦はいつもとは違う動揺をしてました。2日目を乗り越えた嬉しさと、あまりにも早い移植への不安……。何とも言えない気持ちでした。
そして名前が呼ばれ、いよいよ移植へ。
ベッドに横になり下まで下がって足を折って手術室へ向かいました。
院長先生はすでに手術室にいて、私はまた大丈夫ですか?と聞きました。
院長先生は「移植は問題ないので、上手く着床する事を願うだけだね!」っと優しく答えて下さいました。沢山聞きたい気持ちでいっぱいでしたが、院長先生はお休みなく働いてらっしゃるので、お疲れなのか目が真っ赤に充血してました。私は、後は院長先生におすがりして、受精卵の生命力にかけるしかない!と心で決めました。
手術は結構痛かったです。子宮を摘んで広げて移植する際にお腹を看護婦さんが思いっきり押すので痛さが倍増(><)
でも我慢!
移植が終わり、看護婦さんから「これで移植は終わりましたので、こちらの病室で暫く安静にしてもらいます。お手洗いは10分~15分してからでしたら大丈夫ですので、また声を掛けに来ますね。」と言われました。
そして違う看護婦さんが来て、「本日はこれで終わりですので、今後の説明もなしですから、こちらの用紙を良くお読みになって、分からない事がありましたらお声を掛けて下さいね。それからこちらの黄色い封筒ですが、妊娠が確認出来たら病院へ送って下さい。以上になりますが大丈夫ですか?」と言われました。
よく不妊治療なさっている方が移植後貰うと言う封筒を手にして、思わず涙がこぼれます。
まずは移植出来て嬉しかったこと。
この封筒をもらえて嬉しかったこと。
お金の問題と年齢で、次の採卵が出来ないかもしれない事。
色々な思いが駆け巡り、時間もあっという間に過ぎて、看護婦さんが来て「そろそろ30分立ちますので起きても大丈夫ですがどうしますか?」と言われたので、後30分で構わないので休ませてもらえますか?とたずねたら、「大丈夫ですよー。それではまたお時間が来ましたら、お声を掛けますね~。」と言ってくれました。
するとお隣で休んでる方も、私の声を聞いていたみたいで、「私も同じく後30分休ませて下さい。」と……。
その後、その方とふっと笑ってしまい、看護婦さんが来るまで沢山お話しました。
その方も私と変わらない年齢らしく、同じ不安や悩みを持っていて、お話は更に弾みました。
看護婦さんが時間を告げに来て、3階の受付でお支払いして頂いたら帰って良いと言われましたので、お支払いを済ませて宿泊先に戻って休みました。
主人は私が戻ってくるまで、緊張してたらしく、部屋に戻るとご飯を作ってくれて、食べた後すぐに爆睡(^◇^;)
とにかく移植まで漕ぎ着けて良かったです。
後は判定待ちになりますが、年齢も高齢なので妊娠出来る確率は1%未満らしいので、あまり期待しない様にしないといけないですね(><)
でも奇跡が起こる事を願い続けます!!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。